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話せなくなった少年
マルコ9章14節~17節
さて、彼らがほかの弟子たちのところに戻ると、大勢の群衆がその弟子たちを囲んで、律法学者たちが彼らと論じ合っているのが見えた。群衆はみな、すぐにイエスを見つけると非常に驚き、駆け寄って来てあいさつをした。イエスは彼らに、
あなたがたは弟子たちと何を論じ合っているのですか
先生、口をきけなくする霊につかれた私の息子を、あなたのところに連れて来ました。
その霊が息子に取りつくと、ところかまわず倒します。
息子は泡を吹き、歯ぎしりして、からだをこわばらせます。
それであなたのお弟子たちに、霊を追い出してくださいとお願いしたのですが、できませんでした。
その霊が息子に取りつくと、ところかまわず倒します。
息子は泡を吹き、歯ぎしりして、からだをこわばらせます。
それであなたのお弟子たちに、霊を追い出してくださいとお願いしたのですが、できませんでした。
キリストの変容(部分)
ラファエロ
ヴァチカン美術館
1518-1520年
Transfigurazione_(Raffaello)
話せなくなった少年の霊に命じるイエス
マルコ9章19節~26節
イエスは彼らに言われた。
ああ、不信仰な時代だ。いつまで、わたしはあなたがたと一緒にいなければならないのか。
いつまで、あなたがたに我慢しなければならないのか。
その子をわたしのところに連れて来なさい。
いつまで、あなたがたに我慢しなければならないのか。
その子をわたしのところに連れて来なさい。
イエスは父親にお尋ねになった。
この子にこのようなことが起こるようになってから、どのくらいたちますか
幼い時からです。霊は息子を殺そうとして、何度も火の中や水の中に投げ込みました。
しかし、おできになるなら、私たちをあわれんでお助けください。
しかし、おできになるなら、私たちをあわれんでお助けください。
できるなら、と言うのですか。信じる者には、どんなことでもできるのです。
信じます。不信仰な私をお助けください。
口をきけなくし、耳を聞こえなくする霊。わたしはおまえに命じる。
この子から出て行け。二度とこの子に入るな。
この子から出て行け。二度とこの子に入るな。
タボル山の麓に憑依された少年
ティソ
ブルックリン美術館
1886年-1894年の間
話せなくなった少年を癒すイエス
マルコ9章27節
するとその子が死んだようになったので、多くの人たちは
この子は死んでしまった
しかし、イエスが手を取って起こされると、その子は立ち上がった。
マタイ17章19節~21節
それから、弟子たちはそっとイエスのもとに来て言った。
なぜ私たちは悪霊を追い出せなかったのですか。
あなたがたの信仰が薄いからです。まことに、あなたがたに言います。
もし、からし種ほどの信仰があるなら、この山に『ここからあそこに移れ』と言えば移ります。
あなたがたにできないことは何もありません。
もし、からし種ほどの信仰があるなら、この山に『ここからあそこに移れ』と言えば移ります。
あなたがたにできないことは何もありません。
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キリスト教文化の国では、からし種は一番小さい単位、最も小さなものを表現するときに用いられ、そこから大きな成果が育つ事の喩えによく用いられています。
今日も小さなことを大切にして、大きく育てましょう。
今日も小さなことを大切にして、大きく育てましょう。
画像出典:Wikimedia Commons
※聖書箇所はすべて新改訳2017を使用しています。
火の中や水の中に何度も投げ込まれ、苦しんできました。。。
イエスはその少年をコントロールしていた悪霊を叱りつけると変化が起こりました。