マリアとエリサベツの絵画 Visitation

    マリアのエリサベツ訪問 Visitation

    ルカ
    聖霊によって神の子を宿したことを知ったマリアは、従姉のエリサベツのもとへ向かいます。彼女が高齢であったのに、妊娠していることをガブリエルから聞いたためです。この時エリサベツのお腹にいたのが、洗礼者ヨハネです。
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    ルカの福音書 1章 39〜56節

    それから、マリアは立って、山地にあるユダの町に急いで行った。
    そしてザカリヤの家に行って、エリサベツにあいさつした。
    エリサベツがマリアのあいさつを聞いたとき、子が胎内で躍り、
    エリサベツは聖霊に満たされた。そして大声で叫んだ。

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    エリサベツ
    あなたは女の中で最も祝福された方。
    あなたの胎の実も祝福されています。

    私の主の母が私のところに来られるとは、
    どうしたことでしょう。
    あなたのあいさつの声が私の耳に入った、
    ちょうどそのとき、私の胎内で子どもが喜んで躍りました。

    主によって語られたことは必ず実現すると
    信じた人は、幸いです。

    マリアは言った。
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    マリア
    私のたましいは主をあがめ、
    私の霊は私の救い主である神をたたえます。
    この卑しいはしために
    目を留めてくださったからです。

    ご覧ください。
    今から後、どの時代の人々も
    私を幸いな者と呼ぶでしょう。

    力ある方が、私に大きなことを
    してくださったからです。

    その御名は聖なるもの、主のあわれみは、
    代々にわたって主を恐れる者に及びます。

    主はその御腕で力強いわざを行い、
    心の思いの高ぶる者を追い散らされました。

    権力のある者を王位から引き降ろし、
    低い者を高く引き上げられました。

    飢えた者を良いもので満ち足らせ、
    富む者を何も持たせずに追い返されました。

    主はあわれみを忘れずに、
    そのしもべイスラエルを助けてくださいました。

    私たちの父祖たちに語られたとおり、
    アブラハムとその子孫に対するあわれみを
    いつまでも忘れずに。

    マリアは、三か月ほどエリサベツのもとにとどまって、家に帰った。

    ジョットによる『マリアのエリサベツ訪問』Visitation

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    出典: Wikimedia Commons
    『マリアのエリサベツ訪問』ジョット Giotto
    アッシジ聖フランチェスコ聖堂 1310年代

    ピエロ・ディ・コジモによる『マリアのエリサベツ訪問』Visitation

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    出典: Wikimedia Commons
    『マリアのエリサベツ訪問』
    ピエロ・ディ・コジモ Piero di Cosimo
    国立美術館(ワシントン) 1480-1490年

    ドメニコ・ギルランダイオによる『マリアのエリサベツ訪問』Visitation

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    出典:Wikimedia Commons
    『マリアのエリサベツ訪問』
    ドメニコ・ギルランダイオ Domenico ghirlandaio

    ルーブル美術館 1491年頃

    ジャック・ダレットによる『マリアのエリサベツ訪問』Visitation

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    出典: Wikimedia Commons
    『マリアのエリサベツ訪問』ジャック・ダレット DARET Jacques
    ベルリン国立博物館 1434-1435年

    ポントルモによる『マリアのエリサベツ訪問』Visitation

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    出典: Wikimedia Commons
    『マリアのエリサベツ訪問』ポントルモ Pontormo
    サンミケーレエサンフランチェスコ 1528年

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    『マリアのエリサベツ訪問』の動画 ①

    『マリアのエリサベツ訪問』の動画 ②

    ※聖書箇所はすべて新改訳2017を使用しています。